岡山県高梁市成羽町羽根

2018年02月09


日本の滝百選に戻る

Road Map :R313を成羽から県道300号線を北進すると第一隧道
            の手前に島木川に下りる遊歩道がある。
Route Map:遊歩道で滝下まで行くが大岩に阻まれる。
            高巻きして滝壺まで行ってみる。
日本の滝百選』  遊歩道終点までは簡単に行けるが、滝壺まで行くのは大変だった。
おかやま旅ネットから
滝は二段になっていて,上段は幅1mほどの滝口から噴き出すように落下して滝壷を作り,二段目はその滝壷からの溢水が上段の飛び水と重なり合って下の滝壷に注いでいる。
羽山不動滝
曲がりくねって落ちる2段滝だったので、好みの滝を見ることが出来た。
渇水期には滝水がほとんど無くなるらしいので、今日の水量はラッキー
だったのかも知れない。
今日の岡山県のetc
  高丸山羽山の穴小屋 → 羽山不動滝 → 日野山
羽山不動滝 (落差25m)
高丸山に近い滝として ”羽山不動滝”を選んだのだが、滝に来る途中に羽山渓、穴小屋の景勝地があり大儲けの感じとなった。
はやまふどうたき
GPSの軌跡は渓谷の乱反射で乱れています。
トンネル入口より50m程手前に遊歩道下り口があったが、
滝への案内表示は何もなかった。
県道300号線、第一隧道の手前に駐車スペースがあったので車を停める。このトンネルは車1台しか通れず、対向車が先に進入していれば警報表
示が点く様になっていた。
絶壁に巧妙に遊歩道が作られていたが、柵の丸太は相当朽ちていた。
滝見だけの為にこれだけのは工事をしているのに滝への案内板が無いのは勿体無い話しだ。
遊歩道の階段道を下り切って沢に出ると、後は崖っぷちの自然のテラスを歩くことになり、この先の曲がり切った所で遊歩道(?)の終点となる。
遊歩道終点まで行くと、左前方に氷瀑している大きな滝が見えて来た。
滝は島木川の支流から流れ落ちており、島木川の本流はゴルジュとなっており、大きな岩で近寄れなかった。
支流に入り滝壺を見たく近付いて行く。
この辺りまでは乗り越えて行くことが出来たが・・・
ここは何とか大岩を乗り越えることが出来たが、この先が難関だった。
滝壺を目の前にして大きな岩に阻まれる。ガンバレば上れるかもしれないが、下りが相当危険そうなので、残念ながらここまでとする。
落差25mの2段瀑である ”羽山不動滝”は半分氷瀑しており見応えのある滝であった。
ここまでで滝見を終えとけば良かったのであるが、どうしても滝壺が見たく、
高巻き出来る所を探してみると、崖っぷちに踏み跡を見付けることが出来た。
崖っぷちをよじ登り高巻きすると、眼下に先程まで滝見していた大岩群が見えた。
高巻きから滝壺に向かって下って行く。
改めて2段目の滝壺から ”羽山不動滝”を見る。
高巻きで怖い所を歩いて来たので、1段目の滝壺へ行く気力は失せていた。
戻りは更に高い所を高巻きしようとすると、はっきりした踏み跡に出合えた。その踏み跡は安全な所を通っており、辿って行くと何やら、絶壁の下にある小屋に着いた。滝見小屋にしては滝が見えない位置に建っていた。中はがらんどうであった。絶壁からは鋭いツララが落ちてきそうな怖い所であった。
岩峰の絶壁は下流の方まで続き、転々とツララがぶら下がっていた。
小屋からは簡単に滝壺へ行けることが判ったが、遊歩道から小屋までは橋が無く、渡渉が必要だった。今日はスパイク長靴を履いて来たので簡単に渡渉出来た。
遊歩道の階段を上り、駐車地に戻る。